桜クロ26話更新&反省会

桜クロニクル第二十六話全ページ更新完了しました!
今回いつもよりページ数が多くなったので目標通りに終われるか心配でしたが、通知以外見ないTwitter断ちをして超集中モードで乗り切りました…!
…と描ききれたのはいいのだけど、
ネーム時点から過去の自分に対して「バカヤロウ!!」と思いながら作業していたので、この鬱憤を晴らすべく反省会をしようと思います。
以下二十六話までのネタバレを含みます。ご興味ない方はスルーしてくださいね!
(ここまで見て下さった方、ありがとうございます。素敵なクリスマスをお過ごし下さい~)
ではここから「桜クロニクル」反省会を始めます。
第二十六話プロット・ネーム時に作者が頭を抱えた点です。
こちらの画像をご覧下さい。
十六話でナオヤに前世の記憶を呼び起こされた場面なのですが、
このシーンを描いていた頃の自分は
・敵国に襲われて村が滅び、ナオヤも死んだ
という認識でいたのです。
なので雰囲気を出すために矢が刺さった絵になっています。
【森の主・飛鳥と領主が
「森に干渉しない代わりにその国を守る」
…みたいな約束をしていたけど、敵国の罠でその約束が破られて飛鳥が化け物になって暴れ、その隙をつかれて敵に攻められた。】
最初の設定ではそうなっていたのですが、いざ二十六話を作る段階になってから上の内容を表現するには領主や敵国との関係も描かなくてはいけないし複雑になりページもかさむからやめることに。
そこであくまで「銀と飛鳥」の物語にするために
【その地で起きた内輪問題に巻き込まれてしまった】に変更。
しかし今度はナオヤはなんで矢が刺さって死んだの???
となってしまい、苦し紛れにこうなりました。
さらに第一話の1ページ目でも
ちょっと待って!城燃えてるよね!?
敵に攻め込まれた訳ではないのに何故だ???
雰囲気重視で城を燃やしてしまっていたことを後悔しました。
こちらは
【飛鳥が暴れたゴタゴタで燃えた】
ということになり、あの見開きページを描いています。
そんな感じで過去に小出しにしていたシーンとのつじつま合わせに四苦八苦してしまいました。後から思いついたアイデアを採用したくなるときは多々あるので、長編での伏線は注意しなくてはいけないなと反省しました。
他にもツッコミどころがありましたが、もうここまで来たら突き進むしかない!
今回のお話も水面下では紆余曲折あったものの結果描きたいところは描けたのでこのまま次へ進みます!
作者の裏話記事を最後まで読んで下さりありがとうございました。
桜クロニクルも残すところあと四話、一番描きたい最終話のあのシーンを素敵に描くべく頑張って参ります。